2010年11月28日

第15回あさか寄席(2010年11月28日)

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「ひとり会」でも満員御礼になる人気者を4人も集めた席亭はなんて欲張りなんでしょう。

木戸銭が3000円ってのは安すぎる。

ヒザはうめ吉さん。



第15回あさか寄席-彩り四人会-の演目 
立川らく兵 道灌
林家たい平 お見立て
立川志らく 死神
<中入り>
柳家喬太郎 うどんや
檜山うめ吉 俗曲
桂米團治  蔵丁稚

埼玉県朝霞市で落語のオールスターゲームが開催された。と言っても過言ではない。それぐらい濃密でした。

自分はセコな性格なので、もし自分が席亭でこの4人がオファーに応じてくれたら年に4回、それぞれがトリで春・夏・秋・冬に「ひとり会」「二人会」「一門会」という興業で呼んで、年に4回「あさか寄席」を打つけどね。

演者が豪華すぎると客は疲れるのよ。

委細は後ほど
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2010年10月21日

我らの時代 落語アルデンテU(2010年10月20日)

久々の生落語。客席で観る・聴く落語は最高。

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オフィシャルサイト我らの時代 落語アルデンテU







当日の演目と演者
<開口一番>
春風亭ぽっぽ / 金明竹
<出演順に>
春風亭一之輔 粗忽の釘
春風亭百栄 後日の譚
<中入り>
桃月庵白酒 蔵丁稚
三遊亭兼好 猫の災難

委細は後ほど記載いたします。
しかも数日にわたり、その都度アップしますので、好事家の方はブックマークしてくださいねw。


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2010年03月09日

雪の東京で「ハワイの雪」を聴く

今夜の東京は雪です。
季節はずれの雪です。まさに「なごり雪」。

そんな夜は、明日の電車・バスが通常通り運行する事を祈りながら「ハワイの雪」を聴きたいと思います。

柳家喬太郎師匠の噺です。




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2010年02月13日

行徳名人会 柳亭市馬・柳家喬太郎二人会(2010年2月13日)

行徳名人会 柳亭市馬・柳家喬太郎二人会(2010年2月13日)行徳文化ホールI&I

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柳家小んぶ 子ほめ
柳亭市江  権助魚
柳家喬太郎 うどん屋
<中入り>
アサダU世 奇術
柳亭市馬  竹の水仙



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2009年12月13日

年末になると落語を聴きたくなるよね。

やはり、年末といえば「掛取」だね。


志らく師が「掛取」演ってるんだね。しかも、マクラが「立川ブラック師」w。これは貴重だね。談志師匠みたいな啖呵。やっぱり師弟は似ますね。立川流がこの噺をするってのはなんか違和感がw。


さん喬師は「三河万歳」まで再現するので、「掛取万歳」なんですよ。普通は三河万歳までやらない。やっても面白くないからねw。

本当は、柳亭市馬師の「掛取」があればいいんですが、なかなかそうはいきませんw。


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2009年11月27日

立川談春独演会@ルネこだいら

091127_212313.jpg「芝浜」凄かった。談春師の度胸、演出が。


真田小僧 立川春樹
一分茶番 立川談春
芝浜   立川談春


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2009年10月24日

よってたがって秋落語

091024_204446.jpg委細は後日に記載するかも。

びっくりするほどユートピア。よみうりホールは治外法権かと。みんな好き放題演りすぎ。
演目
手紙無筆 入船亭辰じん
不幸者  柳家三三
ほんとのこというと 柳家喬太郎
<中入り>
状況説明窃盗団 春風亭百栄
任侠流山動物園 三遊亭白鳥

柳家喬太郎 ほんとのこというと

当然、「よってたがって秋らくご」の高座ではありませんよ、念のため。「よってたがって秋らくご」のキョン師はマクラだけで15分ぐらい演ったんだぞ(涙)。

白鳥師の「任侠流山動物園」はご本人がホームページで高座を振りかっていらっしゃいます。

三遊亭白鳥公式ホームページ 第350回(09/10/26更新)をご覧下さい。

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2009年10月17日

嘘つきは恋泥棒のはじまり

最新エントリーはこの下になります

前座・拙ブログより、新作落語「のようなもの」
ドラフト落語・十月の狂詩曲(ラプソディー)
子はかすがいのグリーン豆
新連載「かずさん」

えー、たくさんのお運びで。誠にありがたく御礼申し上げます。よく「嘘つきは泥棒のはじまり」なんて申します。無論、「人を殺める嘘」「人の財産を奪う嘘」「人を陥れる嘘」こういう嘘は断じていけません。振り込めサギなんて、絶対許してはいけません。ふりかけザギならまあ、許せますけどね。ふりかけサギ・・・。「『ジンギスカンふりかけ』って書いてあるのに、ラム肉が入ってねえじゃねえか。嘘つきめ!」

ずいぶん、微笑ましいですな。

歌の世界にも「うそ」をモチーフにしたものがたくさんありまして。中条きよしさんの『うそ』、「♪折れた煙草の 吸いがらで あなたの嘘が わかるのよ」あなた、杉下右京さんですか?って聞きたくなるほどの観察力と推理力。まあ、この場合の嘘は「嘘を見抜くための嘘」とでも申しましょうか。

ピンクレディも歌っていましたね。
(♪UFOの前奏)『♪USO』
お客さん、先に答えを言わない。わたしゃ、林家木久扇師匠じゃないんだから。

島津ゆたかのホテル。「♪私の家の電話番号が 男名前で書いてある」。隠蔽する為の嘘。こういう嘘はたいがいバレます。

まあ今では携帯電話がありますから、電話帳登録を「小原正也(取引先)」とか。(取引先)は逆に怪しまれるか。

小林旭さんの『昔の名前で出ています』「♪京都にいるときゃ 忍と呼ばれたの 神戸じゃ渚と 名乗ったの」。もうね、偽名じゃないですか。だめですよ。偽名は。偽名を使っていいのは一宮章一福田和子だけです、やばいやばい。まあね、福田和子も嘘つきだけど、行きつけのお店のママも嘘つきだよねぁ。カラオケ勧めてマラカス持たせて、マラカスを警察に『証拠』として提出。まあ、やむにやまれぬうそとでも言いますか。

こういう「やむにやまれぬうそ」とか「相手を傷つけないためのうそ」とか「相手を喜ばせる為の嘘」とか、嘘つきがなまじ優しいが為につい口にしてしまう嘘。こういうのを言える嘘つきには「やさしさライセンス」を発行してもいいんじゃないかと思いますよ。

CHARCOAL FILTERの「やさしさライセンス」とは違う意味で。むしろ「やさしさライセンス(その2)」的な意味で。

(CHARCOAL FILTER の「やさしさライセンス」は2003年リリースかぁ。向こうの方が早いんだ。脱帽)

そんな訳で、ここで問題です。ジャジャン。「やさしさライセンス2級」問題。

デートの待ち合わせ、彼女が20分遅れてきました。彼女はこんな言い訳をします。

2009年10月17日以降に続きを書きます
本邦初の大河ブログ。エントリーが完結するまで構想1時間、執筆5日。井上ひさしか、俺はw

2009年10月16日追記
「ごめ〜ん、送れちゃって。えっ、今来た所。そうなんだ、良かった。でねでね、遅刻の理由なんだけど、秋だからおしゃれにしたいじゃん。それで、ブーツにしたんだ。東京靴流通センターで買ったやつ。そうしたら、ブーツに合うスカートが見つからなくてぇ。で、ようやく探し出したんだけど、ホックがきつくて締まらないの。どうしてかな」

「お前ね。よくもまあ、それだけベラベラとのべつ幕無しに。決まってるだろ。喰いすぎで太ったんだよ。ヒマさえあれば『じゃがりこ』と『カントリーマアム』喰って。夜は夜で、さくら水産で生ビールとホッピー飲んで、おまかせお刺身6点盛り、ポテトフライ、カマンベール入りチーズ揚げ、ピリ辛ホルモン炒め、コブさんのサラダ、まぐろあら煮、魚肉ソーセージ、焼きちゃんぽん・・・。これで終わりかと思ったら仕上げに完熟マンゴープリンまで喰いやがって。人のおごりだと思って・・・。さくら水産でホント良かったよ。エッー!アイムファッキンガッテム」

最後なぜか常識人の蝶野正洋さんになってしまいましたが。まあ、たとえ事実だとしてもこういうガチなトークは厳禁ですよ。ここは「やさしさライセンス男子」としてあえて嘘つきになりましょう。

「ごめ〜ん、送れちゃって。えっ、今来た所。そうなんだ、良かった。でねでね、遅刻の理由なんだけど、秋だからおしゃれにしたいじゃん。それで、ブーツにしたんだ。東京靴流通センターで買ったやつ。そうしたら、ブーツに合うスカートが見つからなくてぇ。で、ようやく探し出したんだけど、ホックがきつくて締まらないの。どうしてかな」

「いいよいいよ。今来たばっかりだし。加藤加藤今来た加藤。えっ、良く意味がわからない?まあほら秋だし。そう秋はおしゃれをしないとねぇ。うん、えーそうなの。そのブーツ本当に東京靴流通センターで買ったやつなの。えー見えない。どうみてもエルメスの乗馬ブーツにしか
見えないよ。何?ホックがきつくて締まらない?それはねぇ、宇宙人の仕業だよ。宇宙人の。えっ、何。いや、俺は矢追純一さんでも、たま出版の韮澤さんでもないから安心してくれよ。ねっ、宇宙人の仕業。宇宙人がユミコの美しさに嫉妬してんだよ。そうだよ、ユミコは日本代表。なぁんてったって、ニッポン代表だかんねぇ〜@太田家元九郎。えっ、解りづらい?うん、今言えることは、ユミコは今の体重が、今の腹囲がベストなんだよ。これ以上減ったりしたら、逮捕しちゃうぞ。ユミコの魅力が削減されちゃうぞ。で、何食べに行く?」

優しい嘘つき、相手を傷つけない嘘つき、中途半端に優しいからつく嘘つき。

そう「嘘も方便」なのです。えっ、嘘つきには変わりない?嘘は泥棒のはじまり?まあ、嘘つきには変わりないかもしれませんがね。でもね、こういう嘘をつけるからこそ「嘘つきは恋泥棒のはじまり」かもしれないでしょう?そう、素敵な嘘をつけるからこそ「嘘つきは恋泥棒のはじまり」なのです。

「続きを読む」以降は2009年10月17日以降に追記します。

「続きを読む」以降は、アパート経営・駐車場経営・不動産運用をしている音無響子さんのような未亡人の方。婚期を逃して焦っている小金持ちの婦女子の方、不幸にも若いのにこのブログの読者の婦女子の方。そういう方にのみクリックして頂きたいと思います。

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2009年09月14日

ルネこだいら 寿・名人寄席

090914_210542.jpg小三治師匠、大変すばらしい高座でした。


柳家三三  悋気の独楽
林家たい平 不動坊
入船亭扇橋 道具や
柳月三郎  民謡漫談
柳家小三治 あくび指南

委細は後日、記載いたします。
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2009年08月05日

浅草演芸ホール(2009年8月4日)

浅草演芸ホールににゅうおいらんずの演奏を聞きにいきました。

メンバー紹介
トランペット 三遊亭小遊三
クラリネット 三遊亭圓雀
キーボード  桂伸乃介
バンジョー  三遊亭右紋
トロンボーン 春風亭昇太
ドラム    高島徹(本職のドラマー)
ベース    ベン片岡(落語芸術協会の事務員)

この日の演奏曲
聖者の行進
線路は続くよどこまでも
タイガー・ラグ
月光値千金
リバブリック賛歌
小遊三・昇太のトークショー
ワシントン広場の夜は更けて
私の青空
いい日旅立ち
聖者の行進

思ったよりも音がしっかりしていた。
小遊三師、息切れ
昇太師がビバリー昼ズで「年々技術は向上しているが、年齢も重ねている。なので、体が追いつかない」発言。年齢不詳の昇太師が「年老いた悲しみ」を語る。

小野ヤスシとかジャイアント吉田がこういうスタイルで営業しているのかなと思った。

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2009年06月19日

前進座劇場 梅雨祓落語共演(2009年6月13日夜の部)

2009年6月13日に吉祥寺にある前進座劇場にて行われた梅雨祓落語共演(柳家さん喬・喬太郎親子会)を見に行きました。

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演目
さん若 野ざらし
さん喬 お菊の皿
喬太郎 死神
ー中入りー
喬太郎 路地裏の伝説
さん喬 たちきり

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SWA!すわっ!6号、師匠と親子会


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2009年03月21日

よってたかって春らくご

2009年3月21日 よみうりホール
よってたかって春らくご

柳亭市丸 牛ほめ
春風亭百栄 お血脈
三遊亭白鳥 真夜中の襲名
【中入り】
柳家三三 加賀の千代
柳家喬太郎 純情日記・横浜編

誰も「春らくご」を演じない件w
(それでもキョン師は、息子の卒業式、追い出しコンパ、新歓コンパの話をマクラでして懸命に『春』を表現していました。そもそも三三師の噺は大晦日の噺だしw)

それにしても。2009年3月21日と言えば、鈴本演芸場の昼席で「いっ平改め二代林家三平襲名披露興行」の初日を行っているのに、よみうりホールを借りて、実力派真打を4人集めて興行を打つ「夢空間」最強。オファーを受ける4人の実力派真打最強。しかも、百栄師は鈴本の夜席の主任。それも真打昇進後初の主任。すごいオファーだ

そんなハレの日に「真夜中の襲名」をかけちゃう白鳥師w。ヤバいって。(パンダのトントンが大名跡、父のカンカンを襲名、知恵を出したのは母親のカヨカヨ、芸を教えてもらっている動物が『ゴールデンヘアーポーク』さん)




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2009年02月12日

鈴本演芸場(2009年2月11日)

先日(2009年2月11日)鈴本演芸場に行って参りました。以前書いた私を「落語」に連れてってに、ハードロック専門誌「BURRN!」編集長の広瀬和生さんが「寄席は退屈さに耐える場所。上級者向けの空間です」と主張されていた。なので、その退廃的というか、「あくび指南」登場する友人(師範に「お連れさんの方がご器用だ」といわれる人)のような心持で一丁現実逃避をするか。そんな心づもりで鈴本に行くと長蛇の列。いや、びっくりした。さすが祭日の夜だからか。まあ番組がいいからだろうなぁ。なので、満員御礼。どちらかというと退廃的ではなく、ある種の真剣さがある客席。

お目当ては柳家喬太郎師。喬太郎師の噺を聴きながら、見ながら。アタリメとチーズをアテにカップ酒を
ちびりとやる。う〜ん贅沢。こういう時間のムダ使いはいい。家で「日本vsオーストラリア」なんか見てる場合じゃないw

喬太郎師、演目は「白日の約束」バレンタインデー&ホワイトデーがテーマの新作。

マクラの『ゴディバ対メカゴディバ』というギャグに笑う。うまいなぁ。本題に入ってから「13日も出演予定だったが、ダブルブッキングで出られなくなった。鈴本に菓子折りを持って謝った」とこれでもかと入れるあたり、新作上手w。いい心持で芸と酒に酔えました。ヒザは林家正楽師の紙切り。トリは市馬師匠、「富久」を熱演。大満足の一日です。


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2009年01月24日

私を「落語」に連れてって

2009年1月23日に発行された朝日新聞夕刊に私を「落語」に連れてってという記事が掲載されていた。なかなかの秀作なので皆様にご紹介したいと思います。





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2009年01月10日

パルテノン多摩落語会 柳家さん喬・喬太郎親子会

2009年1月4日にパルテノン多摩にて行われた「パルテノン多摩落語会 柳家さん喬・喬太郎親子会」を拝見致しました。

演目
柳家小ぞう 松竹梅(しょうちくばい)
柳家喬之進 厄払い(やくはらい)
柳家喬太郎 擬宝珠(ぎぼし)
柳家さん喬 天狗裁き(てんぐさばき)
ー中入りー
柳家喬太郎 粗忽長屋(そこつながや)
柳家さん喬 妾馬(めかうま)








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2005年10月03日

ドラフト落語・十月の狂詩曲(ラプソディー)

 このお話の主人公は、オリックスの「中の字」。オリックスのGMの重責を担っています。さて、中の字は「ドラフト完全ウェーバー制賛成論者」。「入札制度や希望枠制度」はお金持ち球団が得をする制度。つまり、ケチックス。もといオリックスが損をする制度だとかねてから主張しておりました。しかし、あまり声高に持論を主張すると「じゃあ、オリックスさんはドラフト会議に参加しなくて結構です」と言われかねないので、あえて口をつぐんでいるのです。「これ以上、うちのスカウトから犠牲者を出しては行けない」中の字は人格者なのです。

 さて、中の字はドラフト会議に出席します。それも1巡目の入札の際にクジ引きになった場合、クジを引くという大任を担っているのです。オリックスのお目当ては155キロ左腕の辻内君。当初は6球団競合との噂もありましたが、結局はオリックスと巨人の2球団の入札でした。

「なんや、拍子抜けやな。しかしまあ、堀内さんも顔が変わってしまって。まるで落語の『死神』に出てくる死神だよ、ありゃ。厄年と13日の金曜日が一緒になってきている人が相手なら、勝てるな。あたりくじを引いたらスカウトのみんな喜ぶやろなぁ。オーナーも喜ぶやろ、何せ155キロ左腕。お客さんも一杯入る。そういえば、うちのオーナー、読売のナベツ○が嫌いやったな。尚更喜ぶわ。あたりくじを引いたら金一封が出るかもしれない」

 うれしさの隠せない中の字。
「大丈夫ですか、中の字さん。何ニヤニヤしてるんですか」
「いや、ちょっとな。辻内君目当てにお客さんが仰山入るスカイマークスタジアムや大阪ドームを想像したら、笑いが止まらなくなってな。それに見てみぃ、巨人のくじ引くの死神だよ」
「死神って誰でっか。メッタな事言いなさんな」
「なーに、辻内君は当てたも同然。俺があたりくじを引くからに」
「大丈夫かなぁ、中の字さん。えらいテンション高いで」
普段は冷静沈着な中の字も、クジ引きの前に我を忘れるほど興奮していたのです。さて、辻内君の交渉権獲得を決定する運命の瞬間がやってまいりました。最初にくじを引くのは死神、もとい堀内前監督。あっ、まだ辞めてないか。まあとにかく、悪太郎くじを引きました。続いてオリックスの中の字、目を瞑って、迷ったあげく、今くじを引きました。
「中の字さん。迷いながら引いたで」
「何かの間違いでしょうか。箱の中には1つしか、封筒が入っていないのに」
平静を保てない中の字を心配するオリックスの仲間達。さあ,司会者が声を張り上げます。
「それでは中を確かめてください!」

さあ、中の字の運命やいかに。気になる方は「続きを読む」をクリックしてちょーだい!
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