2015年02月18日

習慣マリーンズ批評(2015年2月18日)

キャンプ真っ盛りの昨今。皆様、いかがお過ごしでしょうか。さて、京大君(個人的にはこのニックネームには違和感を覚えます)こと田中投手の話題ぐらいしかない、千葉ロッテマリーンズですが、個人的には落合英二投手コーチの手腕に注目しております。鴨川キャンプでも意欲的な指導と、引き出しの豊富さに興味を持ったのですが、今朝の日刊スポーツの記事を読みその意を強くしました。「もしかしたら、ロッテは投手王国になるかもしれないぞ」と。

ロッテブルペンに仮想ストラックアウト(日刊スポーツ2015年2月18日)
仮想ストラックアウトでレベルアップを目指す。ロッテのブルペンでは17日、投手陣が1から9の数字を予告して投げるシーンがあった。「7に真っすぐいきます」、「8にチェンジアップです」などなど。受け手の捕手も「7じゃないな。4だ」と言い返す。テレビ番組の企画のようだが、いたって真面目。数字には意味があった。ストライクゾーンを3×3に9分割。右打者の外角高めが1、真ん中高めが2、内角高めが3、外角真ん中が4、最後は内角低めが9と、順繰りに割り振られている。落合投手コーチの発案だった。狙いは“責任感”だ。「紅白戦やシート打撃を見ても、捕手のサインにうなずいて投げているだけ。自分で、どこに投げるか言わせれば、責任を持たせられる」と説明した。投手陣からは「難しい」の声が続いた。それこそ、落合コーチの思惑通りだ。「捕手のせいにしたら、どうしようもない。自分にコントロールがないことを思い知らせないとね」。テレビでは、パネル9個全てをヒットすれば賞金がもらえたが、この日のブルペンでは「誰もいないな!」と同コーチ。辛口判定も、制球力向上を願うからだ。【古川真弥】
 

他にも「バーチャルブルペン」というユニークな練習をしていました。

ロッテ落合コーチ発案 試合感覚養うインターバル投球(2015年2月13日)
ロッテの石垣島キャンプのブルペンは、名付けて「バーチャルブルペン」だ。投手陣は12球を投げ終えると、後ろに置かれたパイプ椅子へと向かい、タイマーを「3分」にセットする。椅子に座ったり、ストレッチをしたり、隣接する室内練習場で水分補給する選手もいた。休憩を終えると、キャッチボール5球を挟んで再び投球開始。この日は、救援陣に「12球→3分休憩を3セット」が義務付けられていた。「インターバル投球」という練習法で実戦のイニング間を想定した投球練習。発案者の落合1軍投手コーチは「肩を一度休めて投げることで、試合と同じ感覚を養うことが目的」と説明する。第3クールの初日の11日には先発投手陣が「15球→3分休憩」を4セットこなした。昨季の新人王の石川は「肩を休めるので、60球を投げ続けるより休憩を挟んだ方が体力的にきつい」と想像以上の疲労感に驚いたという。中継ぎの松永は「シーズンのイニングまたぎを想定して投げた」と話した。「自己満足の投球練習は意味がない。目的意識を持つことが大事」と落合コーチ。量より質。球数ではなく内容が投手を成長させる。
「ストッパー毒島」のチック君の「どこでもブルペン」を思い出しました。この、先発投手陣が「15球→3分休憩」を4セット、救援陣に「12球→3分休憩を3セット」というのは試合に即した練習方法ですね。ただ、ブルペンで何球投げたよりもこちらの方が実践的だと思います。もしかしたら、このようなインターバル投球練習が主流になるかもしれません。落合コーチ、これは昨オフ最大の補強かもしれません。


落合投手コーチの挑戦 キャンプの常識変えたい(中日スポーツ2015年2月11日)
京大から初のプロ選手となったルーキー・田中が加入するなど、新たな話題を振りまいている今年のロッテ。その投手陣を指導するのは、今年から就任した落合英二投手コーチ(45)だ。現役時代は中日で活躍、竜党にとってもなじみのある落合コーチを、石垣島キャンプで直撃。近況や、注目の田中のこと、話題となった独特の練習方法などを聞いた。(聞き手・井上洋一)

−新任のコーチとして臨む春季キャンプ。今はどんな毎日ですか

落合コーチ「まずは選手を見ることから始めています。言いたくなることがあったりしても、そこは我慢をしたりして、まずは選手を知ることだと思ってやっています」

−なぜそういうアプローチをしているのですか

「見た目を大事にして、自分の中でイメージをつくっていって、そこから選手とコミュニケーションを取っていくのがいいのかなと。そう考えるのは、(2010〜12年にサムスンで投手コーチをした)韓国の3年間の経験が大きいのかなと思います。もちろん、選手から『どうですか』と聞かれて、『こう考えてるよ』というような意見は用意しています。ただ、選手がこのやり方でやっていこうという考えを、まずは尊重して、見てみようという気持ちでいます」

−では、実際にキャンプで見てみて、ロッテの投手陣のことはどう感じていますか

「まず頑張らないといけないのが涌井、唐川、藤岡、石川。この4人が引っ張っていけるようにならないといけない。中継ぎ陣は、よそに負けていない布陣だと思います」

−話題のルーキー・田中投手はどうですか

「ブルペンで見ていても、10球のうち3球ぐらい『オッ』というボールを投げている。課題を一つずつクリアしながらやっていきたいです」

−田中投手は京大出身という経歴もあり、すごく注目が集まっています

「マスコミにあおられたのか、『紅白戦で投げないと2軍ですか』と先日聞いてきた。『誰がそんなことを言ったんだ。とりあえずは、(シート打撃などで)バッターに対して失礼のない球を投げられるように調整しよう』という話をしました」

−このキャンプでは、ロッテ投手陣のちょっと変わった練習方法も話題になっています

「ブルペンで課題を設定しながら投げていく練習をしています。外角のストライクを10球投げることや、それをクイックでやること、外角でストライクを取った直後に内角でストライクを取ること、外角と内角をそれぞれ2球連続でストライクを取ること、内角にストレートを投げた直後に外角へ変化球を投げることなどを課題としています」

−どんな狙いがあるのですか

「狙って投げる制球は必要だし、球種やコースの変わり目は大事です。次の第3クールでは、ゲーム形式の投球をブルペンで取り入れる予定です。まずは15球をゲーム形式で投げ、3分間の休憩を取り、キャッチボールを5球投げてまた15球投げる。これを先発は4セット、中継ぎは3セットやってもらう予定でいます」

−まさに実戦に即した練習ですね

「どんどん投げ込んでいくというような、日本のキャンプの当たり前というようなことを、変えたいなと思っています。選手からしたらすごくめんどくさいことかもしれない。でも、ブルペンでめんどくさいことをやらないと、試合でめんどくさいことはできない。中日では吉見が、ブルペンでいないはずのランナーを意識してピッチングをしたりもしていました。考えながら練習したり、実戦に近い練習をするのは大事です」

−古巣である中日との戦いも楽しみなのでは

「新聞を見ていても、やはりドラゴンズのことは気になりますね。自分の育ったところですからね。秋には、日本シリーズでロッテと中日が戦った2010年の再現となるようにと、思い描いています。そうなるように頑張っていきたいです」
「どんどん投げ込んでいくというような、日本のキャンプの当たり前というようなことを、変えたいなと思っています。選手からしたらすごくめんどくさいことかもしれない。でも、ブルペンでめんどくさいことをやらないと、試合でめんどくさいことはできない」。まさしく落合コーチの仰る通り。ブルペンでめんどうくさいことをやらないと、試合でめんどうくさいことはできない。いや、いいコーチを獲得しました。今年すぐというわけにはいかないでしょうが、将来のマリーンズは投手王国になるかもしれません。それぐらい私は落合コーチにほれ込みました。

関連記事
落合氏 ロッテ来季1軍投手コーチ就任へ 理論派に再建託す(スポーツニッポン2014年9月26日)
貴重な人材流出させた中日の“失態”(東京スポーツ2014年10月1日)







posted by 雷庵博人 at 18:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 千葉ロッテマリーンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たしかに落合コーチ期待できますね。理論家というか策士というか…こんな男になってみたいですがうまくいかんもんですな。
Posted by ふうけもん at 2015年02月23日 20:25
>>ふうけもんさん
お久しぶりです。お元気でしょうか。
落合コーチの練習法は、試合の為の練習で実践的ですよね。非常に期待しております。
Posted by 雷庵博人 at 2015年02月24日 10:17
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