2013年03月22日

Wリーグファイナル12‐13・第3戦第4戦観戦記

Wリーグファイナル2012−2013。国立代々木第二体育館で行われた第3戦と第4戦を観戦いたしました。いや、本当に熱い試合で、観客席の盛り上がりと歓声が今だに耳に残っています。

私は単なる女子バスケ好きですので、技術面や戦術面で語ることはできません。ただ、ほかのスポーツ観戦同様、楽しく書いていきたいと思っております。

印象的なプレイとして、第4戦の第4ピリオド。JX大神選手が1on1の局面でスティールを決め、相手選手から奪ったボールをドリブルで運び、そのままシュートを決めた場面。やはり役者が違うと唸った。ここぞという場面で、試合を決定づけるビッグプレーができる。さすがに大神はスーパースターだ。生まれ持ってそういう資質があるのだろう。

第3戦の試合前にツイッターで知人とこんなやりとりをしている。
おはようございます。大神選手、ようやく間に合った印象です。彼女の技術と経験と勝負勘。なにより「ここで決めろ」の場面での決定力。頼りになる存在です。今日勝って優勝したいです。応援、ありがとうございます。
第3戦は敗れたが、結果として大神が勝負を決めた。

こういうシーンが見たいからJXのバスケを見続けたい。本当、最高の選手たちだよ。


第3戦
とにかくトヨタ自動車の「なにがなんでも今日は勝つ」という気迫。試合前のウォーミングアップからそれを選手から感じた。また応援団も張り切っていた。一報JXはやはり2勝している分、余裕を感じた。それを差し引いてもJX優位とタガをくくっていましたが、やはり勝負はそんなに甘くありません。この試合に関してはトヨタ自動車の方がJXを上回っていました。

試合中のつぶやき
JX吉田選手のドリブル。コース取りがすごい。ラクビーの小野沢選手の「うなぎステップ」みたい。

JX大神選手。鬼のようにシュートを決めている。

トヨタは久手堅、栗原の二人でJX吉田を徹底マーク。吉田のスタミナが最後まで持つかな。(トヨタ自動車は選手交代がうまく行きました。吉田選手はフルタイム40分の出場でした)

今日のトヨタ自動車は、オフェンスもディフェンスもとにかく攻撃的。獰猛さすら漂う。後は最後までスタミナが持つかどうか。(最後まで走りきりました。敵ながらあっぱれです。最後まで気迫を前面に出し、JX相手にひるむことなく戦い続けました)

JXは吉田におんぶにだっこのゲームになりさう。後はインサイドの渡嘉敷にどれだけパスが通るかどうか。

リバウンド。トヨタ自動車22、JX18。リバウンドの差がスコアに反映されている。

矢野良子は年々性格が悪くなってるな。

JXは難しいパスを狙いすぎ。アメフトのQBじゃないんだから。(ロングパスや、難しいギリギリのパスが多く見られました。湘南ベルマーレ時代の中田英寿みたいでした)

今日の第二。観客の歓声と興奮と気合いが凄まじい。これだけの盛り上がりは記憶にない。

落ち着いて、普段通りプレイできるかどうか。勝敗の分かれ目はそこにある。

トヨタ自動車の栗原選手はハートが強いねぇ。よくあの場面、3ポイントを決めたよ。最後のサヨナラ3ポイントは川原選手でした。お詫びして訂正いたします。

トヨタ自動車は久手堅もハートが強いね。この辺りは矢野良子の指導の賜物ですな。

試合終了 JX 65-73 トヨタ自動車

今日に関してはトヨタ自動車の方が、気持ちが強かったね。

JX吉田選手のバスケットボールシューズは水色、靴ひもと靴底のラバーがピンク。物凄い目立つ。

今日はトヨタ自動車のゲームでした。選手もそうですが、観客の発する「熱」と「エネルギー」が凄かった。第4戦、今から楽しみです。

試合前にトヨタ自動車応援団が「今まで聞いたことがない不思議なチャント」やってたけど、あれ社歌なんだ。知らなかった。

(引用ここまで)

この試合、JXの渡嘉敷選手、間宮選手があまり目立ちませんでした。それでも渡嘉敷選手はプレイタイム39分でフリースローが7打数4安打。それでも20得点でリバウンドが15だから、他の選手とはポテンシャルが違いすぎるんでしょうね。間宮選手はツイッターで「ケガをしてから以前のように1試合20特典は無理だと思う」とつぶやいていたのが印象的でした。相手チームと同時に、自分の中の葛藤と戦っているのだと思いました。

試合後も知人と試合の事で盛り上がる。第4戦の展望として

鈴木、栗原、川原。分かっていてもあの3ポイントは防げないんですよねぇ。JXが一番てっとり早いのは「渡嘉敷、間宮でインサイドを制圧」「吉田、大神のカットイン」「とどめに岡本の3ポイント」これが炸裂すればまず勝てます。そうは問屋が下ろさないでしょうけど

とつぶやいたのだが。第4戦、吉田選手が試合序盤から積極的にインサイドに切れ込み、勝負所で吉田ー渡嘉敷のホットラインでパスを決め、最後の最後で岡本が超ロング3ポイントシュートを決めてJXの勝利。なんだこれ、偶然しては凄すぎる。

第4戦
そもそも「ガソリンスタンドと自動車会社」がファイナルを戦うんだから、女子バスケはモータリゼーションダービーなんだろう。多分。

試合前のセレモニーでJXの選手がじゃれ合っていて、改めて選手たちの強心臓ぶりに驚かされる。柏のひまわり寮にいる感覚なのかな。

試合に関するつぶやき
バスケットボールWリーグ・ファイナル第4戦が行われる国立代々木第二体育館。平日ナイターの影響か、観客数が寂しい。皆様、今からでも、十分に間に合います。熱い試合が見たい方、是非ご来場を!

トヨタ自動車のオフェンス。スクリーンを使ってフリーでスリーポイントシュートを決めている。JXのディフェンスが甘い。

トヨタ自動車のオフェンス。インサイドのシュートが全く決まらない。JXは、外からのシュートは決まったらしょうがないで、インサイドのディフェンスを徹底しているのかも。(JXはトヨタ自動車のインサイドを封じていました。トヨタ自動車インサイドの森選手、池田選手の得点が2人合わせて14得点)

JX#24高橋礼華の存在感。素晴らしい。(攻守にわたって存在感を発揮していました。この試合の勝利の立役者)

トヨタ自動車の前半、スリーポイントシュートの成功は4本。イメージ程、成功率は高くない。

トヨタ自動車の2-3ゾーンディフェンスを、JXはどうやって崩すのか。吉田、大神のカットイン、スリーポイントシュートが鍵になる。(第3ピリオドからトヨタ自動車はゾーンディフェンス。JXは目に見えて得点できなくなりました。このゾーンは効果的だった。)

シュートを打った吉田が、自分でオフェンスリバウンドを自分で取りに行く。まさに「ひとりバスケ」。 (彼女の得意なプレーですwww)

勝ったでぇ! JX 72 61 トヨタ自動車

(引用終わり)
つぶやいている暇がない第4クォーター。最高だったなぁ。両チームの選手のプレーも最高だし、両チームの応援団の歓声も最高だし、いいなぁWリーグ。最高に面白いよ。

トヨタ自動車が同点に追いついてからのJXの粘り。追いつかれても逆転させない。吉田のパスを渡嘉敷が受ける。必殺のパターン。ファウルゲームになり、フリースローを打つシューターの成否が試合を決める。JXは決め、トヨタ自動車は決められなかった。そして冒頭に書いた「大神雄子の1on1の局面でスティール」という試合を決定づけるビッグプレーが生まれた。

JXの選手は「ここで決めろ」の場面での決定力が本当にすごい。どういう練習をしているのだろうか。

最後、JXは岡本が超ロング3ポイントシュートを決めた。これは、今シーズンからスターティングファイブに名を連ね、レギュラーとして1年間頑張った岡本への、バスケの神様のご褒美なんだろう。そしてJXサンフラワーズを愛する全ての人へのご褒美。あれほど美しいシュートはそうそう見られるものではない。

試合後のつぶやき
いやー最高に面白い試合だった。しっかし、疲れた。

第4クォーター、フリースローの成否。1on1でのスティールからのシュート。見所が多い。

ありがとうございます。第3戦、第4戦と苦しい戦いが続きようやく今日勝つことができました。17点差を追いつかれても、逆転を許さず突き放した選手の皆さんの頑張りに感謝です。

ありがとうございます。フリースローの成否で試合が決まる。そんなしびれる試合、いや本当に楽しかったです。大神が1on1で相手からスティールを決めて、そのままシュートを決めた瞬間。スーパースターはここにいる、そう思いました。

「ファンの皆さん、今日一日優勝の余韻を楽しんでください。そして明日から仕事頑張って下さい」(JXサンフラワーズ 吉田亜沙美選手)

「よしだぁー、ありがとうー!お前も頑張れよー!」(観客席の雷庵博人)

(吉田は本当にインタビューの受け答えが上手になったよ)

Wリーグファイナル第4戦。JX‐トヨタ自動車。トヨタ自動車の選手が勝負所の第4クォーターで、フリースローを結構外していたんだよね。見からに負けん気が強そうな「ウチナーには負けないサー」な久手堅笑美選手が、2本続けてフリースローを外したときはびっくりした。まさかねえ。(トヨタ自動車はフリースローの成否で敗れたと言っても過言ではないです。本当に素晴らしい戦いでした)

試合終了後。Wリーグの「シーズンベスト5」が発表され、トヨタ自動車の久手堅笑美選手って発表された時の、代々木第二体育館の歓声はすごかったね。これ以上ない祝祭ムード。むしろJXファンが喜んでいた。俺も嬉しかったよ。おめでとう久手堅笑美選手! (Wリーグはこれがあるから好きなんだよ。試合が終われば敵味方関係なくいい選手、いいプレーを賞賛する)

(それにしても今シーズンの久手堅選手の成長には目を見張った。森ムチャ選手、栗原選手も伸びていますね。)

JXが優勝を決めたのは本当に嬉しかった。しかし、これでファイナルが終わるのかと思うと寂しくなった。それぐらいいいファイナルでした。いつまでも見ていたいと思う、両チームのゲームを。

そして驚愕の展開に
朝日新聞(2013年3月20日) 〇大神雄子(JX)「代表が強くなるためには国内リーグで競り合わないといけない。自分ももう一度挑戦する意味ではJXではないかも」と、来季の国内移籍の可能性を示唆した。

これが実現したらすごいよ。「大神vs吉田」のマッチアップが実現するのだから。これは見たい。
posted by 雷庵博人 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 信じて走れ!Wリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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