2012年09月29日

Wリーグ開幕戦 トヨタ自動車ーJX(2012年9月28日)

120928_185241.jpg試合開始前の国立代々木第二体育館

シートに身を沈め、これから始まるゲームに思いを馳せる。


試合終了 トヨタ自動車 66−75 JX

トヨタ 15 12 18 21 66
JX 22 13 18 22 75

ゲームレポート
ボックススコア

最後までどちらが勝つかわからない。まさに一進一退の試合。インサイドと守備から速攻で特典を重ねるのJX、スリーポイントシュートを立て続けに決めて追いすがるトヨタ自動車。しかし、JXは最後までトヨタ自動車に逆転を許すことなく逃げ切り。最後はJXの個人技と組織力で突き放す。

ボックススコアを見ると、トヨタ自動車はスリーポイントシュートを40回打ち、12回成功させている。成功率は30%。意外。もっと成功している印象があった。逆に言えば外一辺倒のオフェンスは「運」が大きい。無論、技術も必要です。スリーポイントシュートはスクリーンプレーが決まらないとシュートが打てません。ただ、ゴール下のシュートに比べスリーポイントシュートは、シューターのその日のデキに左右される。当たる人当たらない日がどうしても出てくる。なので「運」と書いた。

JXのインサイドは渡嘉敷、間宮と日本代表が2人いる。そこをついてインサイドから攻めるのは非常に困難。そうなるとトヨタ自動車は攻め手がどうしても外になる。

そこが敗因でしょうか。ただ、ディフェンスは前々から積極的に攻めるディフェンスでした。さすがにトヨタ自動車はいいチームです。



しかし、勝ったのはJX。やはりこのチームは「勝ち方を知っている」。それも試合経験の少ない若手選手ですら知っている。恐ろしい。特に入社2年目の岡本。プレイタイムは34分。吉田、間宮が37分でチームトップなのだから、その貢献度は相当に高い。攻守で冷静な判断が光った。4Qに放ったスリーポイントシュートは試合の流れを引き寄せる貴重なシュートだった。

なんといってもこの試合の主役は吉田亜沙美。26得点、11リバウンド、7アシスト。パスもシュートも見事なものでした。4Qに足を引きずる場面も見られましたが、圧倒的な存在感。一人だけ違う次元でバスケをやっていました。

圧巻は4Q。トヨタ自動車の追い上げに対し、自分ででボールを持っカットイン。マークをかいくぐってゴールを決める。チームが一番辛い時間に最高の仕事をする。マジ惚れますよ!

残り1分で吉田亜沙美が放ったスリーポイントシュートはJXに勝利を呼び込むシュートでした。その瞬間の国立代々木第二体育館の歓声と熱量。素晴らしかった。これぞ、スポーツ観戦の醍醐味。なにより観客の期待にきっちりこたえ、しかも想像以上のプレーで結果を残し魅了する。まさに千両役者。毎年書いていますが、吉田亜沙美こそ「金を払って生で見るべき選手」です。

「吉田亜沙美を見ろ!」それが今日の結論です。

試合中のつぶやき
国立代々木第二体育館なう。客席にいるサンフラワーズOGの姿を見ると、胸がときめきます。大山妙子さんがいらっしゃいます。

トヨタ自動車-JX 1Q終了 トヨタ自動車、気合い入ってる。ディフェンスは前でアグレッシブに、オフェンスはスクリーンでJXのディフェンスを崩している。でもシュートの精度が低い。なのでJXがリード

前半終了 トヨタ自動車 27-35 JX JXは後半ディフェンスを立て直さないと、トヨタ自動車に逆転されるよ。オフェンスは間宮、渡嘉敷がインサイドに入れるようになって、シュートのバリエーションが増えた。トヨタ自動車はスリーポイントシュートが決まり始めた。開幕戦から熱い試合!

3Q終了 トヨタ自動車 45-53 JX JXは渡嘉敷、間宮が4ファール。やばい。

試合終了 トヨタ自動車 66‐75 JX JXサンフラワーズ開幕戦勝利!いやー疲れた。試合終了と同時に脱力したよ。それぐらい緊迫した試合でした。JXは4Q前半、吉田選手をベンチで休ませたのが大きかった。ヘッドコーチもコートで戦った選手も本当によく我慢しました。(続く)

(続き)トヨタ自動車のスリーポイントシュートがバシバシ決まり、追い上げられましたが、最後は「吉田タイム」吉田選手の独壇場になりました。チームを勝利に導くシュートを見事に決めました。一人だけ次元の違うバスケをしました。吉田選手は本物のスーパースターです。
posted by 雷庵博人 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 信じて走れ!Wリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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