2011年08月30日

第9回アジアAAA野球選手権大会 ○日本代表3‐1台湾代表●(2011年8月30日)

110830_125148.jpg横浜スタジアム 日本代表-台湾代表

14時試合開始。

さすがに「高校野球オールスター」。競技は違うが「キャプテン翼」日本代表のようだった。

日本、継投決まり台湾に勝利/高校野球(日刊スポーツ2011年8月30日)
日本が台湾に3−1で競り勝ち、3戦全勝、B組1位での準決勝進出を決めた。3回表に3番高橋周平内野手(3年=東海大甲府)、5番畔上翔外野手(3年=日大三)の適時打で2点を先制。その裏1点を返され、先発の歳内宏明投手(3年=聖光学院)が4回に1死一、三塁のピンチを招くと、野田昇吾投手(3年=鹿児島実)にスイッチ。連続三振でピンチをしのいだ。2点リードの9回1死二、三塁のピンチでは吉永健太朗投手(3年=日大三)が登板。連続三振に仕留め逃げ切った。渡辺元智監督(横浜)は「(今大会の合宿生活の中で)野田が一番度胸があることが分かっていた。彼のインコースを突く投球も有効だと思った」とズバリと決まった継投策を振り返った。明日31日の準決勝でA組2位のフィリピン(午前10時30分=横浜)と対戦する。
さすがに新聞記者の方は過不足なく適切に試合を伝える。

鹿実・野田が度胸満点の好救援/高校野球(日刊スポーツ2011年8月30日)
野田昇吾投手(3年=鹿児島実)が見事なリリーフで勝利投手になった。2−1で迎えた4回裏1死一、三塁。先発の歳内が初球ファウルを打たれたところで登板。相手の5、6番を最速144キロの速球で連続空振り三振に仕留めた。5回以降も好投を続け9回途中まで3安打無失点に抑えた。「ああいう場面は昔から好きでした。自分の見せ所はここしかないと思って投げました」と167センチの小柄なサウスポー。センバツには出場したが夏は鹿児島大会で敗退。「自分の力をすべて出し切ることができました」と胸を張っていた。
私も、4回一死1・3塁の場面で、先発の歳内投手を諦め、野村投手を登板させた渡辺監督の采配、また起用に見事に応えた野村投手の投球。ここが勝負のアヤだと思います。もしこの場面で台湾代表が1点でも得点していたら、この試合最後までどうなるかわからなかったですよ。

それにしても、三振が欲しい場面で2連続三振。いや、興奮いたしました。もようしてきた!

野田投手の右バッターのインコースへ躊躇なく投げ込むストレートは本当に勢いとキレがあった。河本育之(元ロッテ)のデビュー戦(打者9人を相手に7連続奪三振)を思い出した。野田投手は167cm64kgと小柄なところも河本育之に通ずる所がある。



そしてこの試合。最終回にすごい見せ場が用意されていた。

9階表、台湾は野村を攻めフォアボールと2ベースで一死2・3塁。一打同点、ホームランで逆転のチャンス。台湾ベンチは大騒ぎ(試合開始からベンチはかなり盛り上がっていたが、この場面がMAX)。この場面で渡辺監督は「ピッチャー吉永」を告げる。すると、観客席は大歓声に包まれる。

吉永「甲子園で自信が付いた」/高校野球(日刊スポーツ2011年8月30日
夏の甲子園優勝投手の吉永健太朗(3年=日大三)が見事な火消しを見せた。2点リードの9回裏、1死二、三塁で登板。7番打者をカットボールで空振り三振。8番は146キロ直球で空振り三振に仕留め逃げ切った。「2点差でランナー二、三塁。1点もやらない気持ちでマウンドに行きました。1イニングだけだし思い切って投げられました。いい経験になります」と笑顔。「甲子園で自信が付いた。ピンチの時は自然にスイッチが入ります」と舌も滑らかだった。

9回裏、台湾の攻撃。一死2・3塁。ここで日本は甲子園の優勝投手、吉永(日大三)が登板。二者連続三振、劇場なしの堂々たるクローザー。役者が違う。大学進学でスポイルされない事を心から望む。(ツイッターより引用)
吉永=チェンジアップの印象がありましたが、ストレートは144キロを計測し、カットボールも投げていました。本格派で器用な投手。そして、甲子園優勝で自信と箔を付けた。同じ高校生ですが、台湾のバッターは位負けしていました。本当、大学4年間でスポイルされないで欲しい。

それにしても渡辺監督の継投は見事でした。短期間で選手の特性と能力を把握し、それを試合で活かせるのは流石の一言です。

バッターは高橋(3年=東海大甲府)、畦上(3年=日大三)、谷田(3年=慶応)がそれぞれタイムリーを放つ。高橋は走攻守の三拍子を高いレベルで兼ね備えた選手。畔上はジャストミートした時の飛距離に魅力がある。谷田はスイングスピードの速さが◎。

特に高橋は守備で魅せた。
#14高橋周平(東海大甲府)が守備で魅せた。セカンドベース付近のゴロを捌き、ベースを踏んで、スライディングを交わして、ファースト送球でゲッツー完成。(2回裏無死1塁)まさに「トラの恋人」と言って良い!
守備でもフットワーク、捕球、肩はかなりのもの。ドラフト1位の評価もうなずける。

渡辺監督のもう一つのヒットは【1番キャッチャー近藤】。近藤(3年=横浜)はキャッチャーとして3投手をリード、盗塁を2つ刺した(この試合、盗塁を許さず)。バッターとしても【三失、四球、四球、中2、四球】で出塁率10割。リードオフマンとしても大活躍。


台湾にも非常に楽しみな選手がいました。

先発投手の胡智為は右投げの本格派。183cm95kgの堂々たる体躯。ストレートはマックス146キロを計測。荒削りでまだまだ完成は先になりそうだが、ものすごいパワーがあり重いストレート。野茂英雄と言ったら言い過ぎか。お尻の大きさは野茂もびっくりのサイズでした。現実的には郭李建夫や中込伸かな。

4番セカンドの楊宏聖。174cm68kgと書いてあるが、とてもとても。3回りは大きく見える。一言で言えば「ヤンチャ」な印象。試合前のシートノックや試合中も「ザ・猿山のボス」といった感じ。喧嘩無敗だと思う(個人の感想です)。山崎武史がセカンド守っているのかと錯覚するほど。【左安、中安、中安、四球】3安打猛打賞で出塁率10割。実力が同世代では抜きん出ている。

7番キャッチャー(鼓の右側と彰の左側を組み合わせた漢字)子揚。183cm90kg、センターオーバーの2ベースを放った後、見逃し三振、ショートライナー、空振り三振。盗塁を3つ刺す強肩。まっさきに「この子はサトだ」と。

そして、横浜スタジアム横のサンクスで買い物を済ませて店を出ると、1台の観光バスが通る。
今、僕の目の前を台湾代表チームの選手や関係者を乗せたバスが、走り去りました。皆、敗戦の悔しさに打ちのめされている中、一人だけ満面の笑みを浮かべて手を振る選手が!僕も満面の笑みを浮かべて手を降りました。日台友好!(ツイッターより引用)
信号待ちの小学生からおばあちゃんまで、皆手を振っていたさ。加油!台湾棒球隊!

エンディングテーマ
Yuzu - Sayonara Bus (PV)
posted by 雷庵博人 at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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