2010年12月22日

コサキンソングとは違う意味で笑いを禁じえない歌

「博人の音楽は世界だ」でネタを書くのは久し振りですね。「タモリの音楽は世界だ」へのオマ−ジュですからね。

感覚としてお解りいただけるか自信がないのですが、曲が歌い手や製作者のイメージをかけ離れた「リスナーの勘違い」でベタになる。

たとえば「ロッキーのテーマ」

これは「電気グルーヴのオールナイトニッポン」で石野卓球氏tピエール瀧氏が「ロッキーのテーマ」を

卓球「『ロッキーのテーマ』はバカのテーマソングじゃん」
瀧「『うわっ、バカが来たぞっ』ってなw」

とdisって以来、私の中では「ロッキーのテーマ=バカのテーマ」。これと同じなのが「カートアングルのテーマ」ね。アマレスの吊りパンツ着て首から金メダル下げるって、藤子不二夫的なバカだよなぁw

あのイントロを聴くと笑いを禁じえない。
ロッキーもメダルもw


で本日。ふとしたきっかけで、ガゼボの「アイ・ライク・ショパン」PVを聴いた。

もう笑った笑った。あのイントロで声を出して笑った。

この曲のイメージって「うさんくさい健康グッツ販売店」なの、なんとなく分かるでしょ。

なんだろう、こういう感覚を文章で伝えるのは難しい。あのイントロはエロ格好悪い。で、ガゼボの声がガゼボじゃないですか。で、ガゼボってほら、ツラがガゼボじゃん。で「アイライクショパン」ですよ。

何かこう「格好悪いことってなんて格好いいんだろう」(浅草キッドが「奇跡を呼ぶラジオ」で言ってた)の対極「格好いいって事はなんて格好悪いんだろう」的な。

今平成22年に暮らす若者に「トレンディドラマ」のW浅野とか、契約更改で毛皮のコートを着てハンドバッグを投げるトレンディエースとかを見せた時の反応と同じなんじゃないかな。俺のガゼボに対する評価。

雷庵博人のガゼボ論。終了。

ついでに雨音はショパンの調べ 小林麻美も聴いた。

洋楽のカバーって大抵「安っぽい」仕上がりになりますが、これも安いな。まさに「乙」の極み。winkの「愛が止まらない」とか石井明美の「ランバタ」的な、「人それぞれ事情がある」と諸行無常な刹那的感情。カバーする必然性がないだろ的な。

あと「ネバーエンディングストーリー」。羽賀研二のカバーもね。

あれ、おかしいな。コサキンソングになってる

平成22年にペットショップボーイズとか聴くと、なんか違和感感じるでしょ?

そんな感覚。

あと80年代の洋楽のPVって、今見るとすごいよね。「俺を笑い死にさせる気かっ!」レベル。オリビア・ニュートンジョンのフィジカルを口に水分を含んだ状態で、モニター汚さなかった人は真の勇者。

ちなみに、ふとしたきっかけは、いけPさんのブログ。冠二郎で「アイライク演歌」で検索したら「アイライクショパン」が出てきて
posted by 雷庵博人 at 23:08| Comment(10) | TrackBack(0) | 博人の音楽は世界だ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「フィジカル」見ました。言われてみれば笑いがこみあげてきますねw
最近、ウォーレン様がF〇〇k youをかました動画を発見し、懐かしいやら強烈やらで一笑いたしました。
Posted by ふうけもん at 2010年12月23日 20:36
昔のヒット曲を今聴いて、何となく(またはあからさまに)恥ずかしいって、確実にありますよね。

専門的には、逆にアレンジとかが古いとか、そんなのは気になんないんですよ。それはそれで味わい深いし。
コード進行とかは恣意的なものだし、じゃあ何が恥ずかしいのか…?

やっぱり…時代の空気でしょうね。ワンレンボディコンなんて、ある意味ついこないだだし、前髪の跳ね上げカールとかもそう。
いま出会うと笑っちゃいますが。

音楽も、演奏者がそーやってなくても、何かこう空気感でそんな《典型的な時代感》に満ち溢れてるアーティストって居ますよね(笑)?
逆に、そー云ったところを超越してる曲って、それこそ戦前の曲でも色褪せてないなぁ…なんて思ったり。

※誰がどーとか云いません

もっと遡れば“ハマトラ”“聖子ちゃんカット”とか出てきますが(爆)。
いま見たらちょっとね…スタンダップしないですよ、その辺り。


で、時代とか空気とか流行とか…風化してしまった典型は…ここのリスナー(リーダー?)にはお馴染みな『ポケベルが鳴らなくて』では(笑)?
若いひとはポケベルって知らないですよね?多分。
しかも裏が秋元でドロドロだし。
Posted by 中林20系 at 2010年12月23日 21:54
♪よ〜せよ〜
ということで毎度!
現在NHK総合で「洋楽倶楽部80'S」を試聴しており、
オリビア・ニュートン=ジョン「フィジカル」のPVを焼酎を吹きそうになりながら見てます。

>ガゼボ
ジャケット写真の胡散臭さは凄い!
アメリカの通販番組のインチキ臭い司会者そのもののルックス、
深いリバーブがかかった声量を抑えた(?)ヴォーカル、
渋谷の西武百貨店で雨が降りだすとこの曲が流れることを思い出します。

>W浅野、毛皮のコートを来てセカンドバッグ(イケメン=永田さんの象徴だった)を投げつけるトレンディエース
バブル時代の映像のダサさは本当に今見ると笑いを禁じ得ない(笑)。

>小林麻美「雨音はショパンの調べ」
訳詞は呉田軽穂=ユーミンだったかな?

この曲を聴くとカフェバー(笑)とかプールバー(笑)という単語を思い浮かべます。

>MEDAL=バカのテーマソング
カート自体がオリンピック金メダリストでありながら、
観客に「YOU SUCK!」とバカにされるキャラでしたね。

>ロッキーのテーマ=バカのテーマソング
個人的に「ロッキー4」のアポロ・クリードの対イワン・ドラゴ戦の入場時に
ジェームス・ブラウン(本物)が生で歌った
「Living In America」こそバカのテーマソングにふさわしいような気がします。
制作側が当時の時代のニーズに合わせて「トレンディ(笑)」なものとして作ったものが
過去の異物と化してかっこ悪くなったことが
「コサキンソングではないが笑いを禁じ得ない曲」になるんでしょうね。

今、家のテレビではアイリーン・キャラ「What A Feeling (Flashdance)」(『スチュワーデス物語』の主題歌@麻倉未稀のカバーでおなじみ)
が流れてます。
Posted by knob at 2010年12月24日 01:29
>「格好いいって事はなんて格好悪いんだろう」

真面目に雷庵さんの意図を探りたいと思うんですが、
例えばヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「The Power of Love」とかですか?

袖をカットしたGジャン羽織って、握り拳でリズムをとる(←イメージです)
それのどこが格好悪いんですか!
いや、やってみろと言われても…。

フィジカルは確かに反則です。
今にも恰幅のいい男性が「やぁオリビア、今日はどうしたんだい?」とか言いながら健康器具紹介しそうですよね。
Posted by いけP at 2010年12月24日 02:21
>>ふうけもんさん
あの映像はレコードやテープを売るための販売促進ツールなんですよ。いや、あれはないよw
Posted by 雷庵博人 at 2010年12月24日 10:49
>>中林20系さん
そう考えると80〜90年代って愉快な時代だったんでしょうね。

時代の空気ってのは、不思議ですね。どのタイミングで変わるんだろう?

>>逆に、そー云ったところを超越してる曲って、それこそ戦前の曲でも色褪せてないなぁ…なんて思ったり
そうですね。歌い継がれる歌はそういう曲なんですよ。その意味でガゼボは時代と寝た女、男だけど。

>>ポケベルが鳴らなくて
ポケベル自体もうこの世に存在しないし、歌っていた歌手も消息不明。でも俺は裕木奈江は今でもリスペクト。
Posted by 雷庵博人 at 2010年12月24日 11:03
>>knobさん
ガゼボうさんくさいでしょw。

>>渋谷の西武百貨店で雨が降りだすとこの曲が流れることを思い出します。
すごくわかります。その感覚。

>>バブル時代の映像のダサさは本当に今見ると笑いを禁じ得ない(笑)。
しかもレーザーディスクw

>>制作側が当時の時代のニーズに合わせて「トレンディ(笑)」なものとして作ったものが過去の異物と化してかっこ悪くなった
私の言いたかったことを代弁していただき誠にありがとうございます。
Posted by 雷庵博人 at 2010年12月24日 11:11
>>いけPさん
「アイライク演歌」検索→「アイライクショパン」が出てきた→「ガゼボうさんくさい」→ネタにする。

その流れで昔の洋楽のPVは変。当時はトレンディだったものは今では・・・。曲そのものではなく、それに付随する「何か」に足を引っ張られてつい、苦笑してしまう。そういう感覚なんです。

別段、昔の洋楽をdisる目的で書いているわけではありません。

「ガゼボがBGMのパン屋(健康食品)は怪しい」
「フィジカルのPVは笑いを禁じえない」

>>例えばヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「The Power of Love」とかですか?
かっこインテグラ

>>袖をカットしたGジャン羽織って、握り拳でリズムをとる
長渕剛とかB’zですか?
Posted by 雷庵博人 at 2010年12月24日 11:26
世の中の動きが早い昨今では「今」はその場から古くなっていく。
嗤ってるうちに嗤われる側にならないようご用心。
Posted by at 2013年08月01日 23:39
>>無名の方
3年も前の記事に、わざわざコメントいただき、光栄に存じます。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。(鴨長明・方丈記)

お名前ぐらい、名乗ってはいかがですか?  
Posted by 雷庵博人 at 2013年08月02日 08:41
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