2009年09月13日

○釜石シーウェイブスRFC 14-10 セコムラガッツ●

090913_130045.jpgニッパツ三ッ沢球技場

強化中止されたラガッツの開幕戦です。

「本気の奴だけ残った」

前半終了
釜石14-7セコム

気温が暑い!

山賀も負けずに熱い!

しかし、ラインアウトの呼吸が合わない。

後半終了
釜石0-3セコム

試合終了
釜石14-10セコム

最後まで山賀フル出場。本気が伝わる試合。心技体の心で釜石に勝ったかな。

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セコムラグビー部


80分戦い続けた山賀敦之先生(34歳)と沢口高正兄貴(35歳)に「あっぱれ」だ。

2009年9月15日追記
前半38分、セコムラガッツの山賀敦志は叫んだ。

「プライド」

言葉で仲間を鼓舞する。体を張ってスクラムを組む山賀の言葉は説得力がある。その声はニッパツ三ツ沢球技場の観客にも聞こえる。セコムの有志一同はその声に後押しされるように選手たちに声援を送る。企業スポーツ特有の「動員」には醸し出せない一体感がそこにはあった。

試合前、トップリーグイーストに参加する全球団のプロモーションビデオが上映された。ほとんどの球団はアップテンポで明るく激しい映像なのだが、セコムラガッツは違う。重厚な作りで、他球団に比べテンションが低い。プロジェクトXを彷彿させる。

チーム強化中止。

これまであった会社の支援がなくなり、活動ベースは有志一同の同好会レベルになった。多くの選手がセコムを去り、残ったのは16名。ラグビーは15人で行う競技なのに・・・。引退し、社業に専念していた選手や新人選手が加入し27名になったが、それでも大幅な戦力ダウン。当然、練習は質・量共に以前とは比べ物にならない。しかし、それを選手たちは言い訳にしない。

プロモーションビデオにこんな台詞が

「本気の奴だけ残った」

セコムに残り社業とラグビーを両立させる。ラガッツのジャージに袖を通しグラウンドに立つ。その意味を山賀は言葉にしたのだ。

「プライド」

試合は釜石の勝利に終わった。しかし、この試合を見て失望したファンはいないだろう。

正直に申し上げる。レベルの高いラグビーを見るにはセコムが所属するトップリーグイーストはふさわしくない。やはり、三洋電機や東芝を見るべきだ。10月にはオールブラックスとワラビーズが試合をする。そちらを見るべきだ。

しかし、セコムラガッツでは「想い」が伝わるラグビーを見ることができる。「想い」が伝わった時、観客は無力になる。スポーツ観戦の感動に包まれ、スタジアムにいる幸福を実感する。そういう経験は滅多にできない。
posted by 雷庵博人 at 13:07| Comment(2) | TrackBack(0) | ラガッツ・バックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今日の試合は、本当に最高でした!
山賀選手が周りの選手たちに言った「プライドを持て!」は心に響きました。
ラガッツは今日負けましたが、これからが始まりです。がんばれラガッツ!
Posted by ラガッツ最高 at 2009年09月13日 21:40
>>ラガッツ最高さん
初コメントありがとうございます。今後とも当ブログをご愛顧の程を。

いい試合でしたね。今シーズンのラガッツの覚悟が伝わる試合でした。結果として負けましたが、人として勝利を掴んだような気がします。

>>「プライドを持て!」
手元のメモには「前半38分、山賀吠える。『プライド、フォワード、リアクション』」とあります。強化中止のセコムでセコムのジャージでラグビーを続ける意味とか覚悟とかが「プライド」という言葉に表れたと私は解釈しました。

三ツ沢だから山賀の叫びが観客席にダイレクトに伝わったと思います。これが狭山だともっとすごいんでしょうね。
Posted by 雷庵博人 at 2009年09月14日 22:45
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