2009年02月10日

セコムラガッツ強化中止(事実上の活動停止)

さすがに参った。言葉が出ない。
社会人ラグビー・トップリーグイースト11に所属するセコムラガッツが2008年シーズン限りでの「強化中止」を発表した。

拙ブログのアクセス解析でキーワード「セコム」「ラガッツ」「廃部」で訪問する方が結構いらっしゃって、もしやと思ったら案の定・・・。


セコムラグビー部の強化中止について(2009年2月10日RUGGUTs online)
突然のお知らせではありますが、2008年度シーズンを最後にセコムラグビー部(チーム名称:セコムラガッツ)の強化を中止することが決定いたしましたのでお知らせいたします。セコムラグビー部は、1985年に創部し24年間にわたり活動をして参りました。創部の趣旨は「人材の育成」を主眼に「仕事とラグビーの両立」を図り、厳格なアマチュアリズムのもと「トップチームを目指す」ことでありました。しかしながら、世界的なプロスポーツ化の流れに日本ラグビー界を取り巻く環境は大きく変化し、我々も今日までその流れに沿うべく強化を行って参りましたが、プロスポーツ化が進行するにつれて「仕事とラグビーの両立」が難しくなっているのが現状であり、創部当時の趣旨とは大きくかけ離れてきている状況をふまえて強化中止が決定いたしました。今後の活動については、社員有志による自主的な活動とする予定です。日本ラグビーフットボール協会他、関係者の皆様、セコムラガッツの応援をしてくださいました皆様には、これまでのご支援ご指導を感謝申し上げますとともに、今後の日本ラグビー界の益々のご発展を祈念申し上げ、上記の決定についてご案内させていただきます。

>>「仕事とラグビーの両立」・厳格なアマチュアリズムのもと「トップチームを目指す」
残念ながら、今のトップリーグでは不可能な理念です。下手するとイースト11でトップリーグチャレンジに出場するのすら無理かもしれません。こうはもう、株式会社セコムの経営方針、ラグビー部の活動理念と現状のトップリーグのあり方が一致しない以上「強化中止」も致し方ないのかもしれません。

しかし、セコムラガッツのファン・サポーターは「社外」にも存在する事を株式会社セコムには認識して欲しかったです。

純粋に「セコムラガッツ」を応援してきたラグビーファンも存在するのです。「現状のトップリーグとセコムの勝つほう方針が一致しない」という理由で応援するチームが消滅する悲しさは、悔しさはどこへぶつければいいんですか!

何より、選手が気の毒でなりません。トップリーグ再昇格を目指して戦ってきたのに、こんな形でハシゴを外されたら社業にも力が入らないですよ。本当に。

と言ってみたものの、その前兆は実は2008シーズン前にあったのです。セコムラガッツの主力選手複数名がキャノンラグビー部に移籍していたのです。今にして思えばそういう事だったのかもしれません。

あれは今から何年前の事でしょうか。私の友人が横浜の「YC&ACJAPAN SEVENS」にてラガッツの山賀敦之選手に気さくに話しかけた際、山賀選手は「ウチのチーム人気がなくてお客さんが少ないんですよ。よかったら応援してください」という社交辞令(おそらく)を真に受けた秩父宮バックスタンド・上段センターライン近辺の住人がこぞってラガッツをひいきしたのがきっかけで、そのお付き合いは今日まで続き、今日事実上終了します。

IBMの高のサヨナラ逆転PGでイースト降格した試合とか完全アウェイのセコムー織機戦とか完全アウェイのセコムー織機戦

あの経験がなかったら、ここまでヒイキしないよ。

チーム存続の為に署名を集めるって方法もあるだろうけど、今回は意味が無いだろうなぁ。2009年度以降のセコムラグビー部はあくまでも、「トップリーグ昇格・トップイースト11で『トップリーグチャレンジ』を目指さない」社員有志による自主的な活動なんだよ。つまり、タマリバや曼荼羅のようなチームなのか、国体の「埼玉県代表」チームなのか、純粋に株式会社セコムの社員の為の「社内親睦・レクレーション」の為のチームなのか現状では分かりかねるので、行動の仕様がない。

万が一、「クラブチーム」として、釜石シーウェーブやブルーシャークスのように、ラガッツ(登録標章なので使えないと思うが)がトップリーグイースト11(関東リーグ)でトップリーグ昇格を目指すなら応援するよ、これまで同様に。勿論、金銭的にも応援する(限度はあるけど)。

個人ファンには情報がない2009年2月10日時点では、書ける内容も限られているので、歯がゆいのですが、鈴木貴士と鈴木学と升本草原はこれからもラグビーを続けて欲しいな。ここでキャリアを終えるのはもったいない。

そして、好漢・山賀敦之!
今まで本当にありがとうございます。
山賀がいたから、俺らはラガッツだった。
今後の人生に幸多かれ!

ここからは個人的な感想戦。

中島みゆき 重き荷を負いて

重き荷を負いて 坂道を登りゆく者一つ
重き荷は重く 坂道は果てもなく続くようだ
がんばってから死にたいな がんばってから死にたいな
這い上がれ 這い上がれと 自分を呼びながら 呼びながら 

>>まだまだ、重き荷を負いて「トップリーグ」「日本代表」目指して登り続けられる選手は、頑張ってから死ね。這い上がれ!移籍してでも!

このタイミングでピリオドの皆さん、お疲れさまでした。あなたの人生はまだまだこれからも続きます。今日からの人生に幸多からんことを!

吉田拓郎 今日まで明日から

吉田拓郎 人生を語らず

 
さて、セコムラガッツプロジェクトの俺たちはどうしたらいいのですかね?

2009年2月11日追記
サンケイスポーツはラグビーに力を入れているスポーツ新聞です。この記事はかなり参考になります。

セコムラグビー部廃部へ…「強化中止」決定 (2/2ページ)サンスポ2009年2月11日
TLでもスタジアムを沸かせた強豪チームが、緊急事態を発令した。TEで今季6勝4敗の5位に終わったセコムがこの日、強化中止の決定を公表。ラグビー部存続も危ぶまれる事態に陥った。(中略)部員への通達も、9日午後になされた電撃決定。WTB鈴木貴士主将(28)は、週末の7人制ラグビーの国際大会(米サンディエゴ)出場のため、遠征先で会社からの説明を受けた。また、チームには元日本代表のLO鈴木学(26)らが在籍する。(中略)来季は、外国人選手との契約打ち切りと、練習のための勤務時間の短縮も廃止。練習場のある埼玉県内の職場に配置される優遇もなくなる。現時点で参加するTEからの脱退はないが、同部長は「活動費など部費はゼロベース」と、遠征などの費用も見込めない。一部選手は「事実上の廃部」と動揺を隠せない。社内に残るか、移籍してラグビーに打ち込むかは、近日中に久保田部長、人事部と選手で話し合われる。同部長は「できる限り希望をかなえたい」としたが、多くのチームは、すでに来季の人事を確定し、移籍には厳しい状況にある。チームの火が消えて、選手の苦悩だけが残される。

本当にエラい事になりました。アメフットのオンワードオークスと同じぐらいヤバいよ。このままじゃ、イースト11で活動できないんじゃないかな。

新井園本店とか山田うどんとかぎょうざの満州とかスポンサーになってくれないかな。

チーム名を狭山市入間川七夕まつりに変えちゃうとか。

こうなったら、ゲリラ戦法だ。やるしかない。
無論、狭山を拠点にクラブチームとして存続したいという意思がなければ、部外者は動きようがない。
posted by 雷庵博人 at 22:04| Comment(2) | TrackBack(1) | ラガッツ・バックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラグビーは15人ですから、維持も難しいのでしょうねぇ…
ワシのラグビー熱は、小中学生の頃がピークでした(笑)
3年連続新日鉄釜石-同大の試合を見ていたので、
あの頃は同大に行きたいと本気で思ってましたよ。
その同大出身者が多数の神鋼は、なぜか好きにはなれませんでしたが(汗)
Posted by フサイっち at 2009年02月11日 00:32
>>フサイっちさん
コメントありがとうございます。松尾とか平尾が現役の頃でしょうか?

正直、今の心境は「同情するなら(ラガッツに)金をくれ!」です。

愛するチームの存続に危機なので、正直ユーモアあるレスポンスは不可能です。申し訳ありません。
Posted by 雷庵博人 at 2009年02月11日 23:45
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Weblog: 黒箱の続き? 〜思いついたことを書き綴ります〜
Tracked: 2009-02-11 18:34