
金券ショップで割引購入した入場券を片手に、JR大曾根駅から歩いて10分。うだるような暑さで前進もままなりません。
クーラーの効いた館内へ入る。
まずは第一展示室「武具・刀剣」に見入る。加藤清正公が使用した烏帽子のように長くて、日の丸が施された兜を見て感動。リアル「信長の野望」じゃないか!
初代藩主義直公が使用した鎧を見て「本当のお父さんは『世良田二郎三郎』」と隆慶一郎史観に基づく歴史認識に思いをはせたり。おおよそ正しい拝観者の姿勢ではない。
歴史の重さに圧倒されながら約90分の見学。
歴史好きにはたまらない空間だ。
特別展示で「備前一文字派」の日本刀がこれでもかと展示されている。すごい。生まれてこの方、これほどの数の日本刀は見た事がない。怪しい光を放つ美術品、なのに殺人兵器。この矛盾。その存在感。
それにしても、いい見学になりました。
歴史好きに生れてよかったと。